昔の妊娠診断方法は時間がかかった
on 4月28 2011卵子と精子が受精してできた胚が子宮壁に着床すると、胚表面の絨毛膜が、着床した部位の子宮粘膜に進入して、一~二日後にヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)という蛋白質ホルモンを分泌し始め、これが血液中や尿に出てきます。
hCGの分泌量は妊娠50日ころから著しく増加し、妊娠80~90日ころピークに達します。
尿中のhCGを発見したのはドイツのアッシュハイムとゾンデックです。彼らはこれを利用した早期妊娠診断法を発表しました。
当初、この妊娠診断法では、女性の尿をハツカネズミやウサギに注射して、卵巣や子宮、腔に起こる反応を調べるという方法が行なわれていました。
この方法では結果がわかるまでに三~五日もかかります。しかも、感度が低いので、hCGの分泌が増加する妊娠50日(妊娠七週)以後でないと診断ができませんでした。
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